ショックな出来事

夏の事故で思ったこと

今年の夏は、遅い梅雨明けに
お盆の台風…と
なんだか夏を満喫しないままに
終わってしまった印象があります。

最近の海水浴場は、
親子連れに楽しんでもらえるようにと
水上フロートの遊具を設置したり、
ライフジャケットを貸し出したりと
いろいろなサービスをしていることころが
増えてきています。

そんな中、痛ましいニュースがありました。
ライフジャケットをつけていたのに、
溺死してしまった女の子。

保護者の方が近くにいたのに
見失ってしまい
探しても見つからず。
結局、遊具の下に入り込んでしまっていたのを
見つけた時には手遅れだった…
というあのニュースです。

このニュース、同じく子どもを持つ身として
衝撃的でした。

ライフジャケットを着けていれば、
溺れることはないだろう。

というのは思い込みだということを
思い知らされました。

今回の水上遊具だけでなく、
ボートなり、他の何かなり、
下に潜り込んでしまうと、
ライフジャケットの浮力で
かえって身動きがとりにくくなり、
命取りになりかねないのですね。

少なくとも私にとっては
全くの盲点でした。

他の多くの関係者にとってもそうだったのでは
ないでしょうか。

安全確保は大切なことですが、
過保護にしすぎて、
子どもの自立を妨げたり、
危険察知能力やトラブルへの対処能力を
育てることができないのも
困るという思いもあります。

子どもを見守る距離感って
難しいと改めて思っています。