季節の行事

日本三大花火を知っていますか?

日本三大花火とは、
秋田県大仙市の「全国花火競技大会」、
茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」、
新潟県長岡市の「長岡まつり大花火大会」です。

なお、その定義は、
歴史の長さ、規模の大きさ、打ち上げ技術の高さなどの
総合評価で位置づけられるものとなっています。

秋田県・全国花火競技会の初回開催は、
1910年(明治43年)8月26日です。

茨城県・土浦全国花火競技大会の初回開催は、
1925年(大正14年)です。

新潟県・長岡まつり大花火大会の初回開催は、
1946年(昭和21年)です。
他2つの大会に比べると歴史が短いのですが、
花火の直径が650mもなる正三尺玉や、
10号花火が、複数個所で打ち上げられる
スターマイン・フェニックスなど、
打ち上げ技術が高く評価されたのだと思います。

今年、103万人もの見物客で賑わった
隅田川花火大会は、知名度こそ高いものの
三大花火の一つとして数えられてはいません。

隅田川の花火の始まりは、
実は1732年(享保17年)と古いのですが、
災害や戦争などで中断されていた時期も長く、
定期開催されるようになったのは
1978年(昭和53年)以降なのです。

そのため歴史が短く、
三大花火には数えられないのです。