今年に入ってからも世界のあちこちで、
巨大地震が発生しています。
地震ばかりが発生する中、
防災意識も地震にばかり向きがちになりますが、
日本を襲う災害を見ていくと、
地震よりも山火事発生のインパクトが強いような気がします。
そして、日本における巨大地震として
東日本大震災や能登半島地震以降も継続して注目されているのが、
南海トラフ巨大地震の発生に関連する話題です。
震源地となり得る地域が広範囲なことと、
想定外が当然であるといわんばかりの予測が出されることもあって、
戦々恐々とするしかない大災害となっています。
この巨大地震に関連して、話題に上ることのあるテーマが、
富士山の噴火なのです。
富士山は、1707年12月16日から翌年1日までの
約16日間も続いた大噴火を最後に、休眠状態となっています。
318年が経過しているものの、死火山であると言い切らすれていないのです。
これは気象庁が定める基準に、
“概ね過去1万年以内に噴火した火山及び
現在活発な噴気活動のある火山を活火山とする。”
という基準があるためです。
現在生きている私たちの時代には、
富士山は死火山とは認定されないということです。
「噴火しないでください」と、願うしかありませんね。